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Aさんとの別れの顛末(Aさんサイドから考えてみる)

2015/09/09 09:24:37 | ◆過去記事をもとに振り返る会 | コメント:0件

歴史は勝者の側からしか語られない、とか、歴史は勝者がつくるもの、とは言われますが…

この場合、私とAさん、どちらが勝者なんだろう…
どちらも、勝者でも敗者でもないはず…


ブログを書いているのが私である以上、私の視点からしか、起きた出来事を語ることはできません。
でも、どんな関係性においても、100%誰かが悪いなんてことはあり得ないわけで…
私には私の言い分があるけれど、AさんにはAさんの言い分があるはず。

私は、それらに耳を傾けることができていたのかな…
と、最近やっと、振り返ることができています。





3年前、関係が崩れていく中でも、なんとか、Aさんの気持ちを推し量ろうとは、していたみたい。
2012年12月の記事を見ると、そんな感じがします。
探偵を付けられて、Call Girlとして働いていたことをAさんに知られた半年後。
看護実習中に、産婦人科での実習中に書いた記事でした。
…Aさんの言葉に傷つきながらも、この時の私はAさんの気持ちに思いを巡らせようとしていたのかもしれない。

『きっと、Aさんにも、わからなかったんだと…今もわからないままなのだと思います。
どんな言葉を発したいのか。
なんて言葉を発するべきなのか。
わからないままに言葉を発したら全て裏目に出てしまった、というだけのことなのかもしれません。』


初めての産婦人科実習、2度目の中絶の記憶が今よりもさらに鮮やかだったあのころ…
私だってギリギリのところにいたはずなのに、よくここまでの言葉を綴れたものだなと我ながら驚きます。









Aさんが話した言葉を手掛かりに、Aさんの視点から、お別れの顛末を考えてみる…


20代後半の、9年越しの付き合いの愛人が妊娠したら…
それも、IUSを使っていたのに、妊娠。
そりゃ、動揺するよね。
離婚が目前だった…っていうAさんの言葉がどこまで本当だったのかは、今となってはもうわからないけれど…
家庭とか、社会的立場とか、お子さんのこととか、お金とか、老後のこととか…
色々なことを考えて、まず、奥様のことが口をついて出てしまったのは、すごく…当然のことだよね。

中絶が原因で別れたはずの愛人が、別の悪い男に引っかかって助けを求めてきて…
それを助けたうえで関係が再開するなら、中絶≒そいつから助けてやった、で、チャラになってお付き合い再開だと理解するのも、自然な流れかもしれない。

そうやって戻ってきたと思った愛人が、自分に隠れてこそこそしていたら…
探偵をつけてみたら、風俗勤めをしていたことがわかったりしたら…
そりゃ、怒りますよね。
傷つきもしたと思う。
嘘をつかれたこと、裏切られたこと、金銭的に頼ってもらえなかったこと、別れるために風俗勤めをされていたこと…
怒りもするでしょうし、プライドも傷つくでしょうし、「そっちがその気なら」と束縛にも走るでしょうし、やりきれない気持ちにもなるでしょうし。



探偵をつけられて、風俗勤めを辞めて、Aさんとの関係に戻った後に、Aさんと『オペラ座の怪人』を観に行きました。
クリスティーヌがラウルと愛を歌うシーンに引き続き、ファントムが歌うシーンがあります。
『愛を与えた、歌を与えた、そのお返しがこれだというのか』
…ちょっと…気になって…ちらっと横にいるAさんの横顔を見てみたら、予想通りAさんも苦い顔をしていて…
あとになって
「うん、本当にファントムの気持ちが良く分かった」
と、Aさんがなんとも言えない表情でうなづいたことを、今でも覚えています。
愛を与えた、金を与えた、そのお返しがこれだというのか…って(笑)




怒りと傷を引きずったまま、その後さらに2年間…
機嫌が良いように見えたかと思えば、思い出したように「別れたい」と口にする私を見ていて、Aさんは何を思っていたんだろう。
お金を渡そうにも、最低限しか受け取られず、しまいには1円も受け取らなくなり…
贅沢や旅行で一緒に時間を作ろうにも、学校や友達関係を言い訳に、のらりくらりされることも多く…
私が日々を過ごす看護や助産の世界からは閉め出されて…
何かにつけ、2度目の妊娠の時に選択を放棄したことを責められ…
隠れて風俗勤めをしていたことを、謝ることもない…
そんな私と一緒にいれば、私を縛り付けるような言葉を言ってしまったり、半ば脅しともとれる言い方をしてしまったのも、自然なことだったのかもしれない。



そうしてやってきた、最後の夜。
忙しさを言い訳に会うことを避けていた中、私から『話しがある』と時間と場所を指定したとき…
それが別れ話であることに、Aさんはいつ気が付いたんだろう。
泊まったり個室に入ったりはしないと主張する私に、何度も何度も、部屋を取るから一晩時間をあけるように…とAさんは言ってきていたけれど…
セックスにさえ持ち込めば、私の強固な態度も別れ話もなんとかなる…と、Aさんは思っていたのかな…

私の指定の時間と場所に、しぶしぶAさんは来たのかもしれない。
そうかと思えば、なんの予告もなく、私が共通の友人と現れれば…
Aさんが、だまされたと思ったのも、私を卑怯だとなじったのも、当然のことだったかもしれない。


なじってみても、不機嫌になってみても、思い出話をしてみても、懇願してみても…
私の態度と決心が変わらないことを、Aさんが理解したのはどのタイミングだったんだろう…


飲食代のお支払いをしてくれたとき…
共通の友人と3人でエレベーターで地上に降りたとき…
私に背を向けて歩き始めたとき…
Aさんは何を思っていたんだろう。
最後まで、私への怒りと、傷ついた心を抱えていたのかな…













つい先日まで、Aさんのことを思い出すとき、私は自分で気付かないうちに眉間にしわを寄せていました…

鏡見てみたら、今も寄ってました(笑)
言いようのない、内臓が重くなるような気持とともにしか、今はAさんとのことを振り返ることができません。

Aさん側の気持ちを考えてみる…とは言っても…
今は、Aさんを怖いと思う気持ちや、Aさんを責める気持ちや、納得できない気持ち、悲しかったことや傷が残っている部分を、無理やり押さえ込みながらでしか、そうすることができません。



でも、いつか…

Aさんと会った最後の夜に、形式的に口にしたようなものではなく…
心の底から…
『お世話になりました』
という気持ちと一緒に、Aさんのことを思い出せるようになりたいと思います。




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