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Aさんとの別れの顛末

2015/09/09 01:21:27 | ◆過去記事をもとに振り返る会 | コメント:1件




……






やっぱり、ここを通らなければ、『今』をつづる言葉が出てこないみたい。









できるだけシンプルに…綴れたら…
とは言っても、13年分の澱。
うまくまとめられるかな…





Aさんと過ごした13年間を、ここ数日になって、やっと落ち着いて振り返ることができるようになった気がする。

18歳の春、初めて会った夜。
その翌々月に初めて一緒に夜を過ごしたこと。
翌月には妊娠がわかり、中絶手術を経験したこと。
皮肉にも、その一件で、自分が男性としてのAさんに惹かれていたことに気付いたこと。
妊娠の二文字に過敏に反応して、不安定になり、心療内科にかかる一歩手前だった日々。
お金と贅沢に溺れて、大学に行かなくなったこと。

はた、と、これではいけないと大学に戻ったこと。
「永久就職」「囲われ愛人」に対する憧れが自分の中に存在することを否定しながら…就職活動をしたこと。

新卒で社会人となり、同世代の仲間たちとのご縁に恵まれたこと、愛人であることを捨ててその人を追いかけていきたいと思ったほどに恋をしたこと…
恋に破れて、一部上場企業幹部候補として東京に残ることを決めたこと。
自立した社会人として、それでもAさんの隣にとどまることを決めたこと。

…がむしゃらに働いて、本社での地位を確立させた数年間。
自分で自分の仕事をすると同時に、Aさんのそばでお金と贅沢と社会の裏側を垣間見る…
思えば、あのころが一番、安定した気持ちでAさんの隣にいることができていたのかもしれない。
Aさんからのお手当てを断って、それでも関係を続けることを決めたあの日の私は、穏やかな気持ちで自分の足で立てていたような気がする。

再び妊娠をして、Aさんに拒まれて、2度目の中絶手術を受けて。
もう生きていけない…と思った。

仕事と、予備校と、学費を稼ぐためのCallGirlとして働く生活の中で、とにかくその日一日が早く終わってくれるよう祈っていた。
その中で、看護大学に合格。

Aさんに一度別れを告げて…
違う男性とお付き合いを始めたものの、その男性のバックがドス黒すぎて(笑)Aさんに助けを求めたことがきっかけで、関係が復活したこと。

それでも、どうしても納得がいかなくて…
Aさんから自立したくて再びCallGirlの仕事を再開し…
Aさんに探偵をつけられたこと。

「これだけのことをしておいて、別れたいなんて勝手は許さない。僕のそばにいることで、僕を裏切った償いをしなさい」
「今度こういうことがあったら、何をするかわからないからな」

繰り返しそんな言葉を向けられて、私は少しずつ、いろいろなものを諦めていった。
きっと自分は一生この人から離れることを許されないんだ…と。
そんな中で、当時upした記事がこちら(Aさんとの別れ話の際、当時のブログからこの記事を取り下げるようにAさんに言われたので…限定公開とします)
Aさんの顔を見ながら、この人が死ねば私は自由になれる…と思ったこともあった…


もう金銭関係のない既婚男性を相手に、どうしてここまで絶望的になっていたのか、今振り返ってみると「麻痺していたから」としか答えられない…。
Aさんはセックスを拒否すると手が付けられないほど不機嫌になる人だったので…不本意に身体を明け渡さざるを得なかったことや…
気に入らないことがあると激しい言葉を使いながら理詰めで責められるので、Aさんの機嫌を損ねないよう神経を使っていたこととや…
出かける相手やスケジュールを確認されたり、生活費の出所を問いただされ続けたことや…
別れたいと何度も言っても、聞いてもらえなかったことや…
一方で、すごく優しくされたり、贅沢な時間や旅行に連れて行っていただいて楽しい時間があったりすると、「そこまで悪い状況じゃないよね」と思ってしまったりもして…
そういうことの積み重ねの中で、それってどうなの?と疑問に思うことができなくなっていったのかな。
妹の就職活動でもお世話になったので、妹の連絡先や勤め先、実家の場所を知られていたことも、枷になっていたのかもしれない。




ここから本題、お別れの顛末に入ります(笑)
長いなぁ、我ながら。

麻痺していたところから、はた、と目が覚めたのが、1年前。

たまたま、タイミングを逸してAさんと連絡の行き違いをしてしまった日がありました。
ちょっと電話に出られる状態じゃなかったので、何件かLineは返したのですが、あっというまに着信履歴が数十件たまってしまうような電話攻撃を受けました。
Aさんのこういう行動は珍しいことではなかったのですが…
状況が状況だったので…ちょっと…イラッとして電話とメールアドレスの着信拒否をしたのが、23:30過ぎ。
LineをOFFにし忘れたまま携帯を放置たところ…01:43には通知が104件。

さすがに耐えられなくなって、一緒にいたメンバーに状況を説明したところ、それって普通じゃないよ、と指摘され…
「それって普通じゃないよね?少しでも早くその状況から抜け出さないと、妙子ちゃんが潰れるよ」
…その言葉が、すっと胸に入ってきました。



直後、Aさんとの…3泊だったかな…ちょっと長めの旅行があり、Aさんと二人きりの環境の中で落ち着いて自分の気持ちの動きを見つめる時間をもつことができました。
自分が、Aさんといるときに何を感じているのか、どこに気を遣っていて、どこが嫌で、どこまで許容できているのか…
今のこの旅行の楽しい状態が続くなら、まだ、Aさんとの関係を続けられるような気もするけど…
『まだ続けられる』を、何度繰り返してきた?何度も何度も繰り返して、その度に、なんで自分はこの人の隣に囚われているのか…という絶望感に何度も何度も戻っていったじゃない?
…でも、もう一度だけ…

そんな堂々巡りをしながら…
最後の晩、夕食の席でのAさんとのやり取りのとき…
「いつ、私を自由にしてくれるんですか?」
とAさんに問うて、返ってきたAさんの答えで、私の気持ちは決まりました。
「僕のほうでちゃんと考えてるから。なんで今、そんな話を持ち出すんだ。ずるいよ、君は」
…僕のほうで考えてる…ってことは…
話をするタイミングを私に選ばせてもくれない…ということは…
日常の中で話を聞いてくれないから、旅行中なら話ができるかもしれないと思ってこの話題を切り出した私を、「ずるい」と表現する…ということは…
Aさんは、私の気持ちや話を聞くつもりは全くないんだ…
いつか状況が改善するかもしれない、とか、いつか話を聞いてくれるかもしれない、とかいうことを待つことはやめよう、と…
旅の最後の夜に、『もう一度』を繰り返すことをやめることを、私は選びました。



そこから次の1週間は、女友達の帰郷に付き添って旅に出て、さらに気持ちを固めることができました。
彼女の用事がメインの旅だったので、私にはゆっくり考え事をする時間があり…
電波の届かない時間も長い旅だったので、Aさんと連絡を取る必要もない状態で、自分の気持ちだけを見つめる余裕も持つことができ…


東京に帰ってきてから、具体的な行動を起こしました。
両親・妹を巻き込み、協力を得…
Aさんとの共通の友人に別れ話の立ち会いを依頼し…
引っ越しの準備をし…
先にペットを実家に運び…


別れることを決めたこと、実家や共通の友人にも協力を得ていること、それらをAさんに知られたらきっと妨害されると思ったので…
なるべくAさんに悟られないように過ごし…
ある程度、計画がまとまったところからは、Aさんと会うことを避け…
どんなに激しい言葉で会う時間を作るように迫られても、直接顔を合わせることを断りながら、これを最後と決めた日を待ちました。


Aさんは、私のアパートの部屋の鍵を持っていたので…
最後の1週間ほど、私はアパートに帰らずに過ごしていていました。
再三、Aさんから会う時間をつくるように言われていたのを断っていたので、アパートにいつ押しかけられてもおかしくない状況だったのです。

話しをしたいですと、ほぼ一方的にAさんをお呼び出しし…
指定した日の昼間のうちに、アパートからの荷物出し・不動産屋さんへの引き渡しを済ませ…
立ち会いをお願いした共通の友人とともに、待ち合わせのレストランに向かい…


こんなやり方は卑怯だとAさんに罵られ…
今回の別れは実家ぐるみの判断と行動であることを、私からAさんに突き付け…
2度目の中絶手術の際の、Aさんの弁解を聞き…
Aさんの荷物をどのように扱うかを話し…
共通の友人に促されて、お世話になりましたと私からAさんに頭を下げ…

そうして終わった、Aさんとの最後の2時間でした。




新宿の夜に消えていくAさんの後姿に、最後に一礼をしたとき…
自分があの人を愛していたことを、思い出しました。
もう2度と、誰かとこんな別れ方はしたくないと、心の底から思いました。

その夜は、泣いて、泣いて。
吐いて、また泣いて、吐いて。
13年間…どうしてこんなことになったのかと、問いにならない問いを繰り返し…
Aさんから解放されて、ほっとしたような、心もとないような気持ちを抱え…
喉が枯れて、目が腫れて、頭痛がする中で、朝日がのぼるのをぼんやり見ていた気がします。


翌日に、アパートからの引っ越しの際に出していたAさんの荷物を、Aさんの指示した場所に転送する手続きをして…
携帯を解約し、キャリアごと新しく契約をして。
髪を切って。

翌々日には高熱を出し、倒れ(笑)
…体が治るのに時間がかかりましたが…
9月に別れを決めてから10月の末の最後の夜を迎えるまでの緊張と疲れを取るために、必要な時間だったのかもしれないと今は思います。










あれから、1年がたとうとしています。
…やっぱり、シンプルに綴ることはできそうにないみたい(笑)
まだ、言葉が出てこないこと、振り返ると息が止まりそうになることがたくさんあります。

この記事を加筆修正していくのか…
また別の記事を立てて、特定の時間や出来事に焦点を当てて文字に起こしていくのか…
まだ、わかりませんが…
起きたことを、起きたままに。
私の目から見えていたままに。
残していきたいと思います。




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2015/10/10(土) 16:03:23 | | #
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