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90年代名曲とともに振り返る、青春の記憶

2020/06/15 18:50:32 | ◆愛人生活-Pさんとの日々- | コメント:0件

用事があって、地元に戻ってきました。

急な用事だったけど、おやすみでよかった。
急な用事を受けられる程度に、はやく目が覚めていてよかった(笑)


タクシー代、出ることになっていたのですが、時間もあったので、駅から歩いてみました。

『駅について
階段を駆け登った
目の前に現れたのは
何も変わらない街並み』

…な、はずもなく。
変わった建物もあり、変わらない建物もあり。
最後にここに来たのはいつだっけ、もう覚えてないや。
ここを毎日通っていたのは…少なくとも20年前のことか…


変わらない、中学3年間通った塾。
その横の、変な名前の喫茶店も健在。
塾の帰りにみんなでたむろしたローソンは…やっぱりもうなかったか…テナント募集の看板。

その横を通り抜けて、春は立派な木に桜が咲いて、今時期は大きな紫陽花が咲く『細い細い裏道』に入る…
この、むせかえるような緑のにおいは、20年経っても変わらない。
精液のにおいと新緑のにおいは似ているらしい、なんてどこかから聞きつけて、塾の帰りに友達とこの緑の下で首を傾げたのは、いつのことだったか。



どういうわけか、通るたびに『愛しさと切なさと心強さと』が聞こえてきた、たばこ屋さんの横道。
その横を通りながら、みんなでつられて歌いながら帰ったっけ。
…あの頃の私たちは、『愛おしさ』『切なさ』も、一体なんのことやら知らなかったはずなのにね…
…なんて思いながら顔を上げると、案の定、たばこ屋さんは、もう影も形もなく…

でも…
ちょっと覗き込むと、たばこ屋さんの奥の路地は、昔のまま。
そういえばここで、塾の帰りに、憧れの先輩と一緒に仔猫に餌をやったことがあった。
仔猫よりも、先輩の横顔を盗み見るのに必死だった。
…なんだ、どうやら少なくとも、『切なさ』は知っていたようです(笑)



たばこ屋さん(があったところ)の角をまがると、坂道。
『この長い長い下り坂を』独りだったけど(笑)『ブレーキいっぱい握り締めてゆっくりゆっくり下っ』た、遠い昔の日。
まさか、このいつもの風景が、のちに有名な歌になるとは…これっぽっちも思いませんでしたが(笑)


『長い長い下り坂』
を下り切ったところに、初恋の人の家があります。
…彼は今、日本にいるのかな。
変わらない表札、ということは、少なくともまだこの家は彼の一家のもののはず。







そうこうして、用事を済ませて、駅に戻って、東京方面の電車に乗ったら。
ふいに、耳の奥で響いたメロディ。
『翼をひろげて
旅立つ君に
そっとエールを送ろう』

高校時代、留学に出発する直前の夏、誰もいない車両で、当時の彼氏が歌ってくれた曲。
各駅停車、ちょうどこの駅で扉が閉まるとき、その山越しに差す夕日が彼の横顔にあたって…
『翼をひろげて誰のためじゃなく ただ君のため』
消え入りそうな声で歌う彼に、なんといって言葉をかけていいかわからなかった…









あれ?
留学直前に付き合った彼とは、こっち方面の電車に乗ったことはなかったはず。
しかも、アイツはかなりのオンチだったはず。



バンドのボーカルのソイツと付き合ったのは、留学前の冬だっけ?
じゃあ、なんで、この電車の車両を背景にして、アイツの学校の夏服が夕陽に映るビジョンが残ってるの?(笑)

あの夏にこの曲を歌ってくれたのは、一体ダレ?(笑)








「20年もたつとねー。人の記憶なんてそんなもんだよー」
私の青春の乱れと混乱(笑)を、Pさんがそう言ってまとめてくれた、2020年初夏。




久しぶりに地元に帰り、こんなにも、鮮やかに蘇るメロディーがあることに驚きました。
(こんなにも彼氏事情が混乱している自分にも愕きましたが 笑)


今から20年後、今度はどんな風景とメロディーを思い出すのかな。






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