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『奥様』と、呼ばれること

2019/11/23 13:22:23 | ◆ブログのこととか連絡事項とか | コメント:0件

そんなキレイごとをつぶやく日も確かにあるけれど、やっぱり、『もしも…Pさんと対になる女性として生きていけたら…』と願う気持ちは消えません。




だから…こんなことがあったりすると、物思いにふけったりもするわけで。

先日、Pさんのワイシャツを何枚か新調しに行きました。

採寸中のPさんを横目に、襟元のサンプルやイニシャルのデザインをぼんやり眺めていたら…
「…で、…でいらっしゃるので…」
Pさんの上半身にいろいろな角度からメジャーを当てていた初老の男性から、唐突に声をかけられました。
「…なので、…でお仕立てさせていただいて、よろしいでしょうかね、奥様?」
あ?あ?…アタシか。
「…ええ、構いません」
あわてて、平静を装ってお返事したものの、内心ドキマギ。

奥様…って…ああ、アタシ?
アタシ?
アタシのことなのねえぇぇぇぇ うふふふふ♪
…って(笑)








遠い昔、まだ愛人になりたてだったころのこと。
Aさんと温泉宿に行ったときに、初めて『奥様』と呼ばれた日のことを、未だに覚えています。
うれしくて、うれしくて…ねぇ。
でも今振り返ると、あの頃の『奥様』の響きには、そう言ってくれた人の配慮というか…気まずさというか…戸惑いのようなものが多分に含まれていたように思います。
…そりゃ、ねぇ。
50歳目前の男性が、成人式前の女の子を連れて温泉宿なんかに来てたら、若女将だって私のことをなんて呼んだらいいか、そりゃ、考えちゃいますよね(笑)
(まぁ、『お連れ様』と呼ばれることのほうが多かったよね、実際。)




あれから、20年の時が流れて…
50代後半のPさんが、40代にのぼりそうな私を連れて歩いている、今日この頃なわけですが。
まわりからかけられる『奥様』のトーンが、ずいぶん自然になったな、と感じます。
これくらいのオバさんなら結婚していて当然だろう、と周りに思われるくらいには、私も年を取ったということでしょうか(笑)

それでもやはり、Pさんと一緒にいるときに『奥様』と声をかけられるのは、やっぱり嬉しい。
Pさんと一緒にいることを、周囲からも認められているような錯覚に陥ります。
(そうではないと、頭ではわかっているけれど)
しかも、高級レストランや旅館でならいざ知らず、紳士服売り場でかけられる『奥様』はちょっと特別な嬉しさがありました。

「…なご主人でいらっしゃるので、ちょっとシャープになるようにお仕立てさせていただいて、よろしいでしょうかね、奥様?」
数多くの男性を見てきたのであろう、紳士服売り場の男性から、Pさんの対いなる女性と見なされて声をかけられた…
何でもないふりをして、落ち着いて返事ができる『こなれ感』を身に着けていきたい気もするけれど…
そんな小さなことで嬉しくなって、上ずった声で「構いません」と言ってしまう自分であり続けたいような気もする。





前回の記事に引き続き、やはり人間は社会的な生き物である、ということでしょうか。
マズロー的に言えば、承認の欲求、ですね。

そうやって、自分の気持ちのアップダウンを看護論を唱えて胡麻化してみる今日この頃。
クリスマスまでには仕上がるそうなので、シャープなラインのワイシャツを着たPさんとデートに出かけるのが楽しみです♪



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