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幸せだった私がいるところ

2016/10/29 03:11:53 | ◆一度別れる前のPさんとの日々 | コメント:0件

秋の人事異動で、私もちょっとだけ動きました。

2度目の中絶手術から、ずっと目指してきた部署。
妊娠・出産の『最前線』であり『クライマックス』である場所。

そこへの異動の直前に、実家のお墓参りの予定が入りました。
こりゃ、ご先祖様に呼ばれたな、と感じて、ちょとハードなスケジュールの中、強行軍で行ってきました。

20161027.jpg
家族を乗せた車で、北に向かうにつれて紅葉で鮮やかになっていく山肌を見ながら…
初めてこの道を通った日のことを思い出しました。
あれも、秋だった。
18歳の夏の1度目の中絶手術から少し落ち着いて、私の体を休めようと、初めてAさんが温泉旅行に連れ出してくれた…あれも、秋だった。

その時に泊まった宿に毎年二人で足を運ぶようになり、何度となくこの道を通ってきました。

同じ道を通って、この夏はPさんとその宿に泊まり、やっと、区切りがついたような思いになり…

初めてこの道を通ったのと同じ時期に、最前線への異動を控えて、家族と一緒に同じ道をたどってお墓参りに向かう…

…ああ…これでやっと、一巡した…
ハンドルを握りながら、深く、そう感じました。







あの岳のふもとの宿には、あの頃の私がいる。
Aさんの隣で様々な経験をした、13年間の私がいる。
そのことをPさんと一緒に再確認した、この夏の私がいる。
様々な出来事と想いの中で、それでも、幸せだった頃の私がいる。

初めてわが子を手にかけたあの日から、償いの最前線に出るまでの私が、あの場所にいる。


やっと、一巡することができた…

私はもう、あの宿に行くことはきっと、ない。
それで、いい。




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